2018/11/28
Facebookが上場したせいで、スタンフォード周辺の家賃は高騰してます。東京都内もビックリの家賃です。円高でまだ良かった。
スタンフォードにはキャンパス内に学校所有の住宅(寮?)もありますが、周囲と比べてもそんなに安くはありません。身分が学生なのかどうか、単身か家族連れなのかで、入れる住宅の種類もかわります。それでも学校が近いというのは、とっても魅力的。人気も高いので、タイミングよく空きがあるとは限りません。そういうわけで、キャンパス外に住んでいる人もたくさんいます。
↑キャンパス内住宅にある子どもの遊び場、いいなぁ。
アメリカで家を探すには、日本と同じく不動産業者もいっぱいあるので、そちらのお世話になるのが普通なんだと思うんですが、きっと仲介手数料みたいなのも必要なんですよね。そういうの、払わずに済んだら嬉しいですよね。
うちはこうだった。という話をします。
sponsored link
アメリカでの家探し
こちらに引っ越す1ヶ月前にダンナが一人で探しに来ました。
まず、物件探しにはクレイグスリスト(Craigslist)というのを使いました。
他にもいろいろ不動産関係のサイトはあるようですが、これが物件数は一番多いようです。
クレイグスリストはシンプルすぎるので、パッドマッパー(Pad Mapper)というのが便利です。クレイグスリストの物件情報をGoogleMap上にポイントしてくれます。予算や部屋数でのフィルタリングも可能です。
何週間か見つめていると、物件のたくさんありそうなエリアやエリアごとの値段の相場が見えてきます。
スタンフォードから離れると選択肢が多くなります。ただし、通学(通勤?)が不便になります。
家族も車が必要なら、車を二台所有する分の維持費を考えると、学校近くに住んで車一台の方が経済的だったということにならないようにしたいですよね。車を一台にするなら、自転車やバスで通える範囲はどこまでか、考える必要があります。
そして、PadMapper等で調べたエリアを実際に街をうろうろしてみて、”For Rent”のサインが出ているアパートを見つけては、電話する。管理人室に突撃する。などして空き室があるか、家賃はいくらか確認します。もちろんサイトに出ている物件にもメールする、電話する、実際に見てみる。クレイグスリストに出してないアパートもいっぱいあるようです。
アパートメントレイティングス(Apartment Ratings)なんてサイトもありますので、一応チェック。評判サイトって、ひどい目にあったひとが、恨みつらみを書くところか、サクラがいいことばっかり書いてる可能性が高いと思って、話はかなり割り引いて考えた方がいいと思います。評判情報というより、賃貸アパートがどこにあるかの情報源にはなると思います。
学区選びがとっても重要
そして、義務教育に通う年齢の子どもがいる場合、学区がとっても重要です。
公立の学校は、住んでいる場所によって通う学校が決まります。
学校の評判については、”great schools“なんかで調べます。
10段階で学校が評価されていて、1が最低で10が最高です。
↑Palo Alto 市の学校。ほとんどが最高の”10″評価です。
あまりにも評価の低いエリアは治安も悪いらしいです。
住所と学区(District)は必ずしも一致しないので、学区のウエブサイトもチェックします。
家から一番近い学校に通えれば簡単でいいのですが、そうとも限らないので、どの学校の校区になるか、ちゃんと調べて大家さんにも確認しといた方がいいです。学区によっては、英語が不得意な子どもは住所に関係なく決まった学校に通学することもあるようです。
細かい条件を挙げても、ダンナも大変なので、あとは「娘たちが住んでも大丈夫か」という視点で見てもらいました。
アメリカの(手頃な)物件は築年数が長いものがほとんどで、どこか不具合が出るのは避けられなさそうなので、何かあったときお世話になる管理人さんがいい人そうなところを選びました。
やっぱり何度かメンテナンスのお世話にはなりましたが、今のところ、特に不満はありません。