Sun, 10 Jul 2005
「なめらかな建築とその敵」が気になって頭から離れなかったので、今朝早起きして「養老天命反転地」に行ってきた。こういうことだったのか。今まで当たり前のように頼ってきた知覚が当てにならなくなる。まっすぐ立てない、まともに歩けない、まともに後ずさりできない、まともに座れない、まともに立ち上がれない、何も見えない、見たことのあるような光景がフラッシュバックする。最初はあまりの違和感に戸惑いを覚えるけど、それがだんだん何かから解き放たれたような感覚に変わってくる。村上春樹の小説を読んだときに感じる心地よい違和感を身体で追体験しているような感覚に近い。。。全く野暮な感想なのでこの辺にしよう。反転地(Reversible Destiny)の意味は現地で体感してほしい。
養老天命反転地で歩き疲れたけど、せっかく養老まで来たのでビールを飲みながら養老の滝まで歩いてみた。養老天命反転地が試みる天命の裏返しと、歴史に名を刻み悠久の時を超えて存在し続ける滝との対比が興味深い。今日は不思議な一日だった。
matumura, 2005/07/10 23:35
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トランプゲームの大富豪で言えば革命のようなもんでした。
matumura, 2005/07/11 12:36
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