Mゼミ

Mゼミは、大阪大学経済学部・大学院経済学研究科で開講している松村ゼミのことです。MはマゾのMとか笑むのMとか諸説あります。研究テーマは仕掛学です。対外的には「シカケラボ」という名称を使っています。

Mゼミ生は毎年10名ほどで、ゼミは学部と大学院を合わせて行なっています。

このページは基本的にはゼミ生向けの情報ですが、興味のある人もいるかもしれないので、ここに置いておきます。

参加条件

Mゼミへの参加条件は、ゼミで毎週発表すること、最低でも2年間在籍すること、仕掛けの実験を行うこと、論文を書いて仕掛学研究会で発表すること、ゼミ主催のイベントに参加することになります。主なメンバーは大阪大学経済学部の3年生以降と大阪大学経済学研究科の大学院生ですが、この条件を満たすのであれば、所属学年関係なく受け入れています。

基本ルーチン

ゼミでは、仕掛けの検討、実験の進捗報告、論文執筆の進捗報告、論文紹介のいずれかを毎回全員に行ってもらいます。毎週火曜日の対面でのゼミに加え、メールやDiscordなどを使ってオンラインでも研究を進めてもらいます。

活動方針

3回生の後半から4回生の前半にかけて就活でゼミに関わる時間が減るので、3回生前半から仕掛けの実践に取り組んでもらいます。3回生前半で仕掛けの実践経験を積んでもらうことで、3回生後半からの就活の話のネタにしてもらえればと考えています。

仕掛けの検討と実験にはゼミ生総出で組んで取り組んでもらいます。それを通して、先輩から後輩に知識の伝承が行われることを期待しています。

研究テーマは基本的には自分たちで見つけてきてもらいますが、こちらから提案することもあります。

仕掛学や関連分野の知識を得るには文献を読んでもらう必要がありますが、ゼミの時間に行う余裕はないので、ゼミ以外の時間に自主的に勉強してもらいます。また、新しくMゼミへの配属が決まった人には課題を出しますので、ゼミが始まるまでに基礎知識を習得してもらいます。

論文を書いて仕掛学研究会で発表してもらうのがMゼミのルールですが、余裕があれば懸賞論文に応募しても構いません。これまでに多くのMゼミ生が受賞しています。

論文執筆について

研究の方向性が見えてきたら、なるべく早い時期から論文を書き進めてもらいます。先行研究を調べて論文の体裁で文章化していき、実験と考察以外のところをどんどん埋めていくことで、研究の新規性や学術的貢献が見えてきます。毎週アップデートを繰り返すことで、よい論文に仕上がることを期待しています。

年間イベントスケジュール

毎回行う基本ルーチンを除くと、1年を通した大きなイベントは以下のようになります。これに加えて、飲み会や企業との共同プロジェクトや各種イベントが不定期に飛び込んできます。

関連図書

ゼミで議論する上での前提知識となりますので、ゼミ生は以下の図書や論文を読み進めておいてください。

仕掛学

行動変容理論

認知心理学・行動経済学・行動分析学

アイデア発想

その他

仕掛け関連論文(著者に松村が含まれるもの)

仕掛け関連論文(著者に松村が含まれないものも含む)