2013年6月4日(火)〜6月7日(金) 富山国際会議場ほか
ちょっとした「仕掛け」がちょっとした意識や行動の変化を生み、それが大きな社会的インパクトをもたらすことがあります。「仕掛学」では、そのような社会現象、具体的には人の意識や行動を変えるための「仕掛け」とその「効果」を体系的に明らかにすることを目指しています。
仕掛学OSでは、社会を良くすることに貢献する装置や仕組みのアイデアを大募集しています。人工知能と関係なくても全く問題ありません。社会を変えるアイデアを持っている方の発表をお待ちしております。コンピュータを用いたデータ処理による人工知能のパラダイムから、仕掛けを用いた人の行動変化による人工知能へのパラダイムシフトを一緒に起こしていきましょう。
本セッションでは、仕掛けに関連する研究成果や事例を共有し、参加者全員で仕掛学について議論を深める場にしたいと考えています。 最終的には、仕掛けのメカニズムを形状的かつ心理学的視点から体系化し、仕掛けデザインの方法論を構築することを狙っています。 皆様のご参加をお待ちしています。
本セッションでは、形状的デザインや心理的デザインといった分野の研究者を集め、行動を変える仕掛けに関する知見を共有することを狙っています。本セッションで対象とするトピックは以下のとおりです。
上記以外にも、仕掛学に関連する、もしくは貢献すると考えられる研究発表も歓迎します。
口頭発表のみ
片山めぐみ(札幌市立大学)
「移動とともに変化する出会いの期待感」
動物園は、希少な野生動物との出会いによって、生物多様性や地球環境に思いを馳せる場であり、都市に暮らす人々のために、多くの動物達を野生から預かっているといっても過言ではない。そこで、環境心理学に基づくデザイン手法によって、野生動物との出会いをより効果的にしたいと考えた。本研究では、人間と動物との距離感に配慮した様々な仕掛けを経路に配すことによって、来園者の高揚感がどのように変化するのかを解説する。
松村真宏(大阪大学大学院経済学研究科) @matumura
山根承子(近畿大学経済学部)
人工知能学会全国大会の発表申込サイトより申し込んでください(詳しくは論文募集をご覧ください)。本セッションは「OS-11 仕掛学」です。原稿の締切やフォーマットは一般論文と同じです。
TBA
本セッションに関するご質問等ありましたら、@matumura、 などにお気軽にご連絡ください。