GG: Gaze Gauge β version

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Last update: 2025-02-13
松村 真宏 <>

はじめに

人物識別した上でカメラへの注視時間、性別、年齢、感情7種類(怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚き、中立)を推定するプログラムです。macOSX Sonoma 14.5 (MacBook Pro 16-inch, 2021, Python 3.11.11) と Windows11(GE73 Raider RGB 8RF-001JP, Python 3.11.9)で動くことは確認しました。自己責任でお使いください。

動作例

顔が認識されると枠が出てきます。カメラを注視しているときは枠が緑色になり、枠の上部に認識結果(下図の場合、ID 0: 292.8s, Man, 33.2y, happy)が表示されています。

カメラを注視していないときは枠が赤色になります。

動作中はこんな感じです。



Windowsではこんな感じです。

前提知識

自分のPCでPythonを動かしたことがあるくらいの前提知識は必要かも。

インストール方法

macOSの場合

Pythonと幾つかのライブラリのインストールが必要になります。Pythonをインストールしたあと、ターミナルに以下のコマンドを打ち込んでライブラリをインストールしてください。

pip install cv2 mediapipe face_recognition numpy deepface PyQt5 tf-keras

Windowsの場合

Pythonをインストールしたあと、まずコンパイル済みのDlibをインストールします。Dlib_Windows_Python3.x から Python のバージョンに合わせたwhlファイルをダウンロードしてインストールしてください。たとえば Python 3.11 だとすると、dlib-19.24.1-cp311-cp311-win_amd64.whl をダウンロードしてから以下のコマンドでインストールできます。

python -m pip install dlib-19.24.1-cp311-cp311-win_amd64.whl

そのあと、コマンドプロンプトに以下のコマンドを打ち込んでライブラリをインストールしてください。

pip install opencv-python mediapipe face_recognition numpy deepface PyQt5 tf-keras msvc-runtime

実行(macOS/Windows共通)

ターミナルもしくはコマンドプロンプトに以下のコマンドを打ち込んで gg4.py を実行するだけです。

python ./gg4.py
〈gg4.pyのコードを表示〉

出力ファイル

「終了」ボタンを押すと、下図のような「ユーザID、注視時間、性別、年齢の平均値、感情ごとの時間」がCSVファイルで出力されます。ファイル名は「gg_output_(date)_(time).csv」です。

Camera Settings

Parameter Settings

注意事項

TODO

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