2010年度人工知能学会全国大会オーガナイズドセッション「フィールドマイニング」

提案者

松村真宏
〒560-0043 豊中市待兼山町1-7
大阪大学大学院経済学研究科 松村研究室

セッション名

フィールドマイニング

主な内容

ちょっとした仕掛けがちょっとした意識や行動の変化を生み、それが大きな社会的インパクトを及ぼすことがある。「フィールドマイニング」は、そのような社会現象、具体的には、人の意識や行動を変えるための仕掛けとその効果を体系的に明らかにすることを目指す新しい研究分野である。

この世はデータ化されていないことばかりなので、世の中を扱うためには計算機とデータに頼る従来のアプローチには限界がある。そこで、フィールドマイニングでは計算機とデータという枠組みにこだわらず、仕掛けとそれに対する人の反応という側面からこの研究課題に取り組む。本オーガナイズドセッションでは、「フィールドマイニング」そのもののコンセプト、方向性、可能性、ネーミング等々を幅広く議論する。

以下の例は、まさにフィールドマイニングが扱いたいと考えている事例である。

また、本オーガナイズドセッションの提案に先かげて取り組んできたフィールドマイニングの先行研究には以下のような活動がある。

発表者の候補(五十音順、敬称略)

発表募集

「フィールドマイニング」セッションは以下のテーマに関する発表を歓迎する。

キーワード

「フィールドマイニング」に関連するキーワードの一例を以下に挙げる。以下の分類を越えた新しい切り口も大いに歓迎する。

【主キーワード】
フィールド、仕掛け、意識変化、行動変化、アフォーダンス、集団力学

【副キーワード】
エスノグラフィー、インクルーシブデザイン、行動観察、痕跡観察、 フィールド情報学、The Fun Theory、カプトロジー、 ノンバーバルコミュニケーション、 情報デザイン、インタラクションデザイン、メディアアート、 チャンス発見、イノベーション、人間中心イノベーション、人間中心設計、 脳科学、サウンドスケープ